Mention890164
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so:text | 和泉式部といふ人こそ、面白う書き交しける。されど、和泉はけしからぬかたこそあれ、うちとけて文はしり書きたるに、そのかたの才(ざえ)ある人、はかない言葉のにほひも見え侍るめり。歌はいとをかしきこと、ものおぼえ、歌のことわり、まことのうたよみざまにこそ侍らざめれ。口にまかせたることどもに、かならずをかしき一ふしの、目とまる詠み添へ侍り。それだに人の詠みたらん歌なん、ことわりゐたらんは、いでやさまで心は得じ。口にいと歌の詠まるるなめりとぞ、見えたるすぢに侍るかし。恥づかしげの歌よみやとは覚え侍らず。 (ja) |
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so:description | 紫式部からの引用 (ja) |
so:description | 『紫式部日記』 (ja) |
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